何事においても基本が大切です。
コーチングも同じです。
ただ、コーチングの基本スキルはとても簡単なものですので、知っておいて損はないでしょう。
基本スキル1
『認める』
目の前の人を「その人」として、「ありのままの状態」を受け止めます。
他の表現方法として、「見止める」「認知する」「承認する」があります。
信頼関係を築くためには、まずあなた自身が相手のことを認めることが必要です。
日本語の難しいところで、
「認める」とは、肯定的に受け入れることを連想してしまいますが、そうではありません。
好き嫌い関係なく、評価批判なく、ありのままの状態を受け止めることです。
(受け入れることでもありません)
基本スキル2
『聴く』
話している人に興味を持って、耳と目と心を使って、「何を伝えたいか」を掴むように聴きます。
ただ単に聞くのではないことはお分かりになるかと思います。
相手と同じベンチで肩を並べて座っている気持ちで聴きます。
笑顔で相槌や「それで?」などの話を促す言葉を挟んで話を促します。
そして、相手が話し終わるまで、あなたは特に話をする必要はありません。
基本スキル3
『質問する』
いい質問(問いかけ)はいい答えをつくります。
効果的な質問の方法として、「オープンクエッション」を意識します。
オープンクエッションとは、「はい」「いいえ」では答えられない質問です
例)×今日の練習はきつかったですか?
→「きつい」「きつくない」の答えしか引き出せません
〇今日の練習で一番大切にしていたことは何ですか?
→その日の練習でその人が大切にしていたことを教えてくれます。
はい、いいえでは答えられないので、自分で答えを考えるようになります。
これら、3つの基本スキルを意識して関わるだけで、「コーチング」を実践していると言っていいでしょう。
いつもはしないことで、始めはうまくいかないこともあるかと思いますが、相手の言葉や反応をしっかり認め、話を聴き、質問していくことで、あなたのコミュニケーションが変わってきます。
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【執筆者紹介】
岩木 博久 (Hirohisa Iwaki)



管理栄養士、銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ・認定講師、 家庭科教員免許
健康のプラットフォーム オフィス センケン 代表、「WELLNESTAたかまつ」オーナー、香川スポーツ栄養研究会所属
自律神経の測定、パーソナルサポート、栄養講座、食育セミナー、講演、読書会・勉強会の主催
などの活動とともに、数社の企業との共同プロジェクトのリーダーとして参画をしている。
【「うどん県うんどう会」とは?】
中四国地域で活躍するスポーツトレーナーや医療従事者、アスリート、指導者を中心に情報を共有・発信する団体です。
トレーニング方法やトレーニングに向き合う考え方は日々進歩しています。
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